EtherCAT対応 小型サーボドライバ

EtherCAT対応 小型サーボドライバ プレリリース開始

世界最小から最大φ100のDDモータを動かすためのドライバにEtherCAT対応モデルが登場しました。

これからのオープンな開発にぜひご活用ください。

特徴

高速性と高精度同期性を兼ね備えたEtherCATで、応答性と繰り返し精度が良好なDDモータの制御が可能になりました。

用途 

1. 高精度な位置決め・同期制御

1軸以上の同期制御(例:複数のモータを同期させる必要があるシステム)
加速器・光学実験装置(ミクロン単位の精密位置決め)
マルチアクシスモーション制御(ロボットや自動組立機の軸制御) 

2. 半導体・精密機器分野

ウエハーステージの位置決め(半導体製造装置のウエハー搬送やアライメント)
電子部品実装機(チップマウンター)(プリント基板への精密部品配置)
光学検査装置・レーザーマーカー(精密な走査・検査工程)

3. ロボット

アームの高精度回転制御(協働ロボットの手首関節や回転テーブル)
6軸以上の多関節ロボットの同期制御(EtherCATによるリアルタイム通信で制御)
手術支援ロボットの制御(微細な動きを制御するための高精度モータ)

製品スペック

型式 MC-200-7220B:EtherCAT通信対応
供給電圧 定格DC48V(DC20V-5%~72V+5%)
連続出力 3.5Arms
最大出力電流(1秒未満) 20Arms
駆動方式 正弦波 PWM方式(50kHz)
制御方式 サイクリック位置モード・サイクリック同期速度モード・サイクリック同期トルクモード・原点復帰モード
保護機能 過電流、過負荷、過電圧、低電圧、加熱、エンコーダエラー、ヒューズによる焼損防止
通信機能 USB2.0 mini-B パラメータ設定、状態モニタリング、コマンド制御
外部指令方法 EtherCAT(TwinCAT(Beckoff)との接続実績あり)
本体外形寸法 132×67.2×25mm
質量 170g

外形寸法図

MC-200-7220B ※外形はMC-200全型式共通

接続イメージ

制御方法のご案内

MC-200BシリーズをPCやTwinCATで制御する方法についての詳細は、以下のリンクよりご確認ください。

TwinCATにて制御される場合

μDDモータを動かすためのESIファイルはこちらからダウンロードできます。 2024.2.15

会員専用ダウンロードページに飛びます。

PCで制御される場合

USBケーブルでPCと接続することで制御が可能です。
その際は専用アプリケーション「MTLParam」をご利用ください。
(対応OS Windows10 32bit/64bit)

・各種パラメーターの設定、状況のモニタリング、コマンド制御が可能です。
・プログラム機能により、ドライバのみで各制御コントロール駆動が可能です。